学生時代に夢中になったピアノについて

私は学生時代は本当にピアノが大好きでした。小学校低学年からピアノを習い始め、とても楽しく感じて毎日練習することがすっかりと日課になりました。元来外で遊ぶことがあまり好きでないので、学校から帰ってピアノの練習をするという日課が与えられたことは、学校生活にも日常生活にも本当に潤いをもたらしたと思います。そしてクラシック音楽が大好きになり、家でそれを聞いているとほんとうに癒されて嫌なことなどすべて忘れることができて、本当に多大な幸福感を感じました。

そして学校の音楽の授業においても、音楽鑑賞をする機会があり、そのたびに家にその曲があるかどうか真っ先に調べてなければ親に頼んで買ってもらいました。
やがて中学生、高校生になるにつれて難しい曲に挑戦するようになりました。
特にベートーベンのピアノソナタはよく練習しました。そして週に1度のピアノのレッスンが非常に楽しみでした。
ピアノのレッスンを受けていると苦手な体育の授業など、学校でのいろいろなストレスをすべて忘れて本当に充実した時間でした。本当に週に1度の大切で貴重な時間でした。学校にピアノの本を持って行ったりして本当にピアノが大好きで、私の生活にはなくてはならないものでした。
ピアノの練習に専念したいために、高校もランクを落として余裕で入れるところを受験しました。
ピアノの練習にいそしむために、部活は断念しました。器械体操に興味がありましたが、両者を天秤にかけるとピアノの方が勝りました。クラシック音楽の名曲を聴いて、いつかこの曲を上手に弾けるようになりたいという目標を強く持っていたので、日々の練習もとても楽しく感じました。音大の受験を考えたこともあり、そのことにおいて本当に悩んだ時期もありましたが、かなり悩んだ末、ピアノは趣味の領域でとどめるという結論に達したが、それでも音大に対して少し未練が残った時期も時折ありました。

音大受験は実現しなかったが、ピアノに限らず、ただ漠然と行わずに何事にも目標を持つとやりがいを感じます。
ピアノを習って学校の勉強にも大いにプラスになりました。音楽の点数を稼げたことはもちろん、コツコツと物事を行う習慣が身についたので、音楽の他に英語や数学にも反映されました。特に反復学習が大いに要求される英語においては毎日地道に物事を行う習慣が身についたことを考えると、ピアノが本当に役に立ったと思います。親も学校の成績とピアノはある程度関係あると認めてくれ、長い間ピアノを習わせてくれて、月謝を払ってくれた親には本当に感謝しています。今はピアノから離れてモダンバレエを習っていますが、長年習っていたピアノもバレエにも大いに役立っています。例えピアノから離れてもバレエとピアノや音楽はつながっていると実感でき、バレエのおかげで音楽がよりいっそう理解できるようになったと思います。
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