主婦のお楽しみ・お昼のサスペンスタイム

結婚して専業主婦になり、昼間家にいることが多くなりました。
家ではペットをたくさん飼っているので、長時間の外出はあまり出来ないんです。
掃除洗濯、家事仕事を全て終えたら正午近くになり、ペットたちはお昼寝タイムに入ります。
そうなるとようやく私の自由時間です。夕方までの5時間弱、私はお昼からテレビで再放送している2時間サスペンスドラマにくぎ付けになります。

この手のドラマは子供の頃からよく観ていました。
私の祖母や母も専業主婦で昼間はずっと家にいたので、サスペンスドラマを観ていました。
学校が早く終わって帰ってくると、コーヒー片手に座って観ていました。
夜は夜で2時間サスペンスのチャンネルになっていて、必ず観ていた気がします。
それが身についているせいか、この時間が来るとなんだかワクワクしてきます。

再放送だと、いろいろな年代のドラマが放送されます。
古いものは地デジ放送に入る前で、端に帯がかかっています。最近のものだとやたらと画像がキレイだったりします。
そういう時間のアンバランスがあるためか、同じ俳優さんや女優さんでも、昨日観た時は若い頃だったとか、翌日のドラマでは歳を取っていてビックリしたなんてこともあります。
そして古いものだと「これ懐かしい!」と思うような服装やアイテム、言葉や流行語などでてきて面白いです。
あとは子供の頃にリアルタイムで観たサスペンスドラマが流れることもあります。
子供の頃は気づかなかったけど、今好きな俳優さんが出ていて思わず喜んだことなどあります。
とても不思議な感覚に陥りますね。何も思わずただ観ていたのに、大人になってワクワクするのですから。
やはりこの時間帯はとてのステキな時間だなと思います。

サスペンスドラマは正直どれも大体展開が読めるのですが、それまでの流れがあまりにも突拍子のないものが時々あって面白いです。
大抵犯人として疑われる人が2~3人出てきて、凄い確率で殺害されちゃうんですよね。そして実は通報者や主人公のそばにいた一番近い人が犯人だったりするんです。
だから大体この展開になるというのは分かるんですが、意表を突かれることもしばしばあります。
実は全然関係のなかった第三者が犯人だったとか、主人公が実は犯人だったとか。
それでも1年近く毎日観ているとだんだんとそれですら読めてくるので不思議なものです。
そのおかげか、ある刑事ドラマの最終回の展開を読み、主人に「この人が実は犯人なんだよ」と教え、本当に当たったときはかなり驚かれました。
自分でもそれには驚きました。特に伏線張ってる気配はなかったのですが、何となく雰囲気みたいなものがあるのでしょうか、当たったんです。
サスペンスマジックと言ったところでしょうか、ネットで観たり近所の人に聞いたりすると同じようなことを言っていました。
恐るべしサスペンスドラマなのか、それとも私たちサスペンスドラマ好きが恐るべしなのかは分かりませんが、ある一種の特技なのかなと思います。

最近のサスペンスドラマは何となく一度だけで終わってしまうものが多いです。
昔みたいに続き物というドラマがあまりない、なんだか個性が強すぎたり話にこだわり過ぎて疲れる傾向が多いような気がします。
続編みたいに登場人物に親しみがあり、ストレートで読みが出来るサスペンスドラマが恋しいです。
そういうドラマは俳優さんや女優さんがお亡くなりになったり、お年を召したり忙しくなったりなどで作られなくなっているみたいで何だか寂しいと思います。
それでもサスペンスドラマはついつい毎週毎日欠かさず観てしまいます。
それが専業主婦の楽しみの1つなのかもしれませんね。
私はこれからも毎日を楽しみにサスペンスドラマを観たいと思います。
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